今上天皇陛下の叔父にあたり今年1月にご逝去された青蓮院(しょうれんいん)門跡名誉門主 故・東伏見慈洽(ひがしふしみ・じごう)師を追悼する第52回全国武徳祭が2014年4月29日、京都市左京区の市武道センター旧武徳殿にて開催されました。
日本の伝統武道を通じ国際親善に対する功績を評価され、昨年英国から国際騎士道賞を授与された桑原兵充・副総裁・代表理事が「慈洽師の理念『襲古還新(しゅうこかんしん)』を座右の銘として今後の発展に努力する」と開会のあいさつを述べられました。
この後、追悼演武があり、古武道錬士6段の木下裕子選手が「前総裁のご遺徳をたたえ、全力を尽くします」と選手宣誓。
全国の49道場から集まった約300人が居合や弓道、空手道などを披露する中、拳刀会と拳正会の各師範が試斬や古武道の演武を行いました。
※『襲古還新(しゅうこかんしん)』…昔のことを捨て去らず、大切に考え、新しいことを創造するの意